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イニャリトゥ『バベル』

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『バベル』は、フラストレーションのたまる映画だった。

何にフラストレーションを感じるかといえば、大枠がつかめても、細部の細部がわからないということ。

大枠は、よくできている。(以下ネタばれあり)

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内面的に閉ざさせられて――『リリイ・シュシュのすべて』について

絶望のなかで、傷ましい叫び声を上げる、傷ましい歌をさえずる、そんな意味がこめられているのかはわからないし、読んでもいないじぶんが、そんなことをあてずっぽうに書くこと自体がナンセンスかもしれない。なんのことを話しているかといえば、それは、2015年6月に出版された、元少年Aによる『絶歌』という本についてである。 続きを読む